ナミビアの虐殺

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ナミビアの虐殺

1884年から植民地支配を続けたドイツに対し、1904年に先住民ヘレロとナマ武装蜂起。ドイツ軍が反撃し多数の住民を殺害した。「20世紀最初の虐殺」ともいわれている。90年前後、ヘレロの首長を中心に補償を求める運動が始まった。虐殺から100年がたった2004年、ドイツの閣僚ナミビアで演説し「歴史的かつ道義的責任を受け入れる」と謝罪表明。だが、ドイツ政府は補償金の支払いを拒否し続けている。(オカカララ共同)

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