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なれや ナレヤ

デジタル大辞泉の解説

なれ‐や

[連語]
《断定の助動詞「なり」の已然形+係助詞「や」》
疑問の意を表す。…なのだろうか。
「我が恋はみ山がくれの草―しげさまされど知る人のなき」〈古今・恋二〉
反語の意を表す。…だろうか、いや…でない。
「思ふとも恋ふとも会はむもの―結うてもたゆく解くる下紐(したひも)」〈古今・恋一〉
《断定の助動詞「なり」の已然形「なれ」+間投助詞「や」》詠嘆の意を表す。…であることよ。…だなあ。
「世の中はくもりはてぬる月―さりともと見し影も待たれず」〈山家集・上〉

出典|小学館デジタル大辞泉について | 情報 凡例

大辞林 第三版の解説

なれや

( 連語 )
〔断定の助動詞「なり」の已然形「なれ」に係助詞「や」の付いたもの〕 「なればや」「なればにや」の意で、疑問・反語を表す。…だからだろうか…のは。…だから…なのだろうか(いやそうではない)。 「思ふらむその人-ぬばたまの夜ごとに君が夢いめにし見ゆる/万葉集 2569」 「さとはあれて人はふりにし宿-庭もまがきも秋の野良なる/古今 秋上
〔断定の助動詞「なり」の已然形「なれ」に間投助詞「や」の付いたもの〕 疑問・詠嘆を表す。…なのかなあ。…であることよ。 「万世をふるにかひある宿-み雪と見えて花ぞ散りける/新古今 雑上

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