ニコチン酸誘導体製剤(読み)ニコチンサンユウドウタイセイザイ

病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版 「ニコチン酸誘導体製剤」の解説

ニコチン酸誘導体製剤

製品名
《ヘプロニカート製剤》
ヘプロニカート(長生堂製薬、日本ジェネリック)

 収縮している末梢まっしょうの血管を広げ、血液の流れをよくする薬です。バージャー病特発性壊疽とくはつせいえそ)、レイノー病閉塞性動脈硬化症凍傷凍瘡とうそうしもやけ)などの治療に有効です。


吐き気嘔吐おうと、食欲不振、下痢、ほてり、かゆみ、頭痛、口の渇きといった症状が現れることがあります。このような症状が現れたら、必ず医師に相談してください。


②そのほかに、過敏症状(発疹ほっしんなどのアレルギー症状)が現れることがあります。


 過敏症状が現れたら服用を止め、すぐ医師に相談してください。


錠剤で、1日3回、食後の服用が原則です。1日の服用回数、1回の錠数については医師の指示をきちんと守り、かってに中止したり、減量・増量しないでください。


問診の際には、あらかじめ持病・アレルギーなどの体質・現在使用中の薬の有無を医師に報告するとともに、使用前に薬の効果と副作用について医師からよく説明を聞き、注意事項をきちんと守ってください。


③以前にこの薬を使って過敏症状をおこしたことがある人は、この薬が使用できません。また、両親やきょうだいにアレルギーのある人は、あらかじめその旨を医師に報告してください。


妊婦あるいは妊娠している可能性のある人は使用できません。あらかじめその旨を医師に報告してください。


⑤この薬を使用中に、ほかの薬を同時に使用する必要があるときは、使用前に必ず医師に相談してください。

出典 病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版について 情報

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む