20世紀西洋人名事典 「ニコライブハーリン」の解説
ニコライ ブハーリン
Nikolai Ivanovich Bukharin
1888 - 1938
ソ連の政治家。
元・プラウダ編集長,元・イズベスチア編集長。
モスクワ生まれ。
1905年ロシア社会民主労働党に入党。ボリシェビキに属す。’07年モスクワ大学法学部経済学科入学。’08年モスクワ委員会指導部に入る。流刑の後’17年二月革命後、アメリカから帰国し、モスクワの党とソビエトで活躍。十月革命後、「プラウダ」編集長となる。ネップ時代には一国社会主義論を展開した。コミンテルンの書記長なども務めたが、後に失脚し、自己批判後、’34年「イズベスチア」編集長として復帰。’33年からの新憲法の起草にも参加した。しかし、’38年公開裁判でファシズムの手先と宣告、処刑された。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報