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にひまなび にいまなび

世界大百科事典 第2版の解説

にいまなび【にひまなび】

賀茂真淵の古学論。1765年(明和2)成立。1巻。古代研究の手引として書かれた。歌は国ぶりのあらわれであって,歌を理解しなければ,古代の研究は成功しないと考え,《万葉集》の歌風の説明からはじめる。そして《古事記》《日本書紀》を読む必要をいい,《続日本紀》の宣命や《延喜式》の祝詞や令律を学ぶことをすすめる。研究の方法を語るとともに,真淵の古代精神についての考えがのべられている。【平野 仁啓】

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世界大百科事典内のにひまなびの言及

【国学】より

… 真淵は主著《万葉考》を執筆のかたわら,《国意考》《歌意考》《文意考》《語意考》《書意考》のいわゆる〈五意〉によって,古道・和歌・文章・言語・古文献などの諸学問分野がけっきょくは一つの目標に統合されてゆく構想を提示している。みずから《にひまなび》にいう〈神皇(かむすめらぎ)の道〉が,その到達点であった。万葉研究から出発した〈歌のまなび〉が,このように〈道のまなび〉と結びついたところから,国学は本格的に始発する。…

※「にひまなび」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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