20世紀西洋人名事典 「ニーナシモン」の解説
ニーナ シモン
Nina Simone
1933.2.21 -
歌手。
ノースカロライナ州タイロン生まれ。
別名Eunice Waymon。
17歳でフィラデルフィアに移りピアノを習い、さらにジュリアード音楽院で作曲とピアノを学ぶ。1957年「アイ・ラブ・ユー・ポーギー」がヒットし、スタンダード・ナンバーからフォーク・ソングまでピアノの弾き語りで歌う歌唱で注目を浴びる。’60年代後半オスカー・ブラウン・ジュニアと組んでブラック・ミュージックのリーダーシップをとる。フィリップスを経てRCAの専属となり、ハスキーでソウルフルな歌唱はロック世代の心も掴む。’60年代末やや低調だったが、’78年「ボルチモア」で復活する。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報