ネイ湖(読み)ネイコ(その他表記)Lough Neagh

デジタル大辞泉 「ネイ湖」の意味・読み・例文・類語

ネイ‐こ【ネイ湖】

Lough Neagh英国、北アイルランド中央部の湖。面積396平方キロメートル、水深31メートル。イングランドおよびアイルランドで最大の湖であり、バーン川を通じて大西洋に注ぐ。運河が整備され、灌漑かんがい水運に利用される。ウナギ漁が盛ん。ハクチョウをはじめとする水鳥の生息地で、1976年にラムサール条約登録湿地となった。ネー湖

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 長谷川

改訂新版 世界大百科事典 「ネイ湖」の意味・わかりやすい解説

ネイ[湖]
Lough Neagh

イギリス,北アイルランド中部にあるイギリス諸島最大の湖。長さ約29km,幅約18kmの不規則な長方形をなし,面積396km2,最大水深31mの淡水湖玄武岩からなるアントリム高原の一部が陥没して形成され,湖域はアントリム,アルマハ,タイロン,ロンドンデリーの4県にまたがる。海への唯一の流出河川は,北流するバン川で,灌漑や水運に利用されている。湖でのシロマスやウナギの漁業は有名。アイルランドにおける中石器文化は,紀元前6000年ごろこの湖の近くに出現した。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む