ノウゼンハレン科(読み)ノウゼンハレンか(その他表記)Tropaeolaceae

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ノウゼンハレン科」の意味・わかりやすい解説

ノウゼンハレン科
ノウゼンハレンか
Tropaeolaceae

双子葉植物フウロソウ目の1科。新大陸に固有の科で,メキシコ以南チリまでの熱帯から温帯に2属 100種弱が知られる。つる性の多年草で全体に軟質多肉。根茎はイモ状に肥厚する。葉は通常互生し,長い葉柄があって,しばしばこの葉柄で他物にからむ。葉身は特徴のある扁円形で,葉柄に楯状につき,質感もサトイモの葉を思わせる。花は5弁で美しいものが多く,やや左右相称形で,が変形した長いをもつ。おしべは8本。子房は3室で,熟すと3方にふくれた独特の果実となる。観賞用に栽培されるノウゼンハレン (キンレンカ) のほか,ペルーの高地では根を食用にするため古くから栽培された種類もある。

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[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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