ハイアン山脈(読み)ハイアンさんみゃく(その他表記)Haian shanmai

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ハイアン山脈」の意味・わかりやすい解説

ハイアン(海岸)山脈
ハイアンさんみゃく
Haian shanmai

タイワン(台湾)東部にある南北方向の山脈。タイトン(台東)山脈とも呼ばれる。長さ約 150km,最大幅 9km。最高峰はシンカン(新港)山で,標高 1682m。東側は直接太平洋に臨み,西側はタイトン(台東)平原に面する。北をかぎるホワリエン(花蓮)渓の下流ホワリエン(花蓮)市,南をかぎるペイナン(卑南)渓の下流にタイトン(台東)市が立地する。中央にシウクーロワン(秀姑巒)渓が横谷を刻む。新第三紀水成岩(→堆積岩)を基盤とし,それに安山岩凝灰岩集塊岩が混入している。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語 平原

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android