ハゼノ木遺跡(読み)はぜのきいせき

日本歴史地名大系 「ハゼノ木遺跡」の解説

ハゼノ木遺跡
はぜのきいせき

[現在地名]西脇市野中町

杉原すぎはら川の右岸標高約七五メートルの段丘上に立地する。遺跡の範囲は東西約九〇メートル・南北約六〇メートルと推定される。弥生時代中期中葉の集落跡と奈良時代後半の官衙様の掘立柱建物跡群がある。さらに縄文時代後期の土器片、平安時代後期の掘立柱建物跡も発見されている。昭和五五年(一九八〇)・同五六年に発掘が行われている。弥生時代の遺構東部にあり、円形竪穴住居跡一棟は五度の増築が行われ、当初径四・五メートルであったものが、最終的には一〇・三メートルとなっている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

日本の株式の水準を示す、東京証券取引所第1部225銘柄の平均株価。単位は円。構成銘柄は時価総額の分布の変化などにより、適宜入れ替えられている。現在の形になったのは1985年5月からである。ダウ・ジョー...

日経平均株価の用語解説を読む