ハテルマカズラ(読み)ハテルマカズラ(その他表記)Triumfetta repens

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ハテルマカズラ」の意味・わかりやすい解説

ハテルマカズラ(波照間蔓)
ハテルマカズラ
Triumfetta repens

シナノキ科の常緑性つる植物。東南アジアの熱帯太平洋諸島の海岸に生じ,日本では八重山群島をはじめ,琉球列島南部の島々の海浜砂地に自生がある。茎の基部は低木状に木化する。砂上をはう枝はよく分枝し,1~2cmの柄のある葉を互生する。葉の基部は心形,上半部は3片に分れ,全体はほぼ円形をなす。茎,葉ともに星状毛が密におおう。夏に,枝端と葉腋に黄色の5弁花をつける。萼片も5片あって緑色花弁よりも細く,おしべは多数ある。果実球形で径約 1cm,表面全体を硬い鉤状のとげがおおう。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む