現代外国人名録2016 「ハリーコニックJr.」の解説
ハリー コニック Jr.
Harry Connick Jr.
- 職業・肩書
- ジャズ・ピアニスト,ジャズ歌手,俳優
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1967年9月11日
- 出生地
- ルイジアナ州ニューオーリンズ
- 学歴
- タングルウッド音楽院,マンハッタン・スクール・オブ・ミュージック
- 受賞
- グラミー賞(ジャズ部門最優秀男性歌手,第32回)〔1989年〕「When Harry Met Sally」,グラミー賞(ジャズ部門最優秀男性歌手,第33回)〔1990年〕「ウィー・アー・イン・ラブ」,グラミー賞(トラッドポップアルバム賞,第44回)〔2001年〕「Song I Heard」
- 経歴
- 地方検事の父と判事の母の間に生まれる。5歳で正式なピアノ・レッスンを始め、地元のクラブでディキシー・スタイルのピアノを弾いたことで天才少年と話題になり、9歳でレコーディグを行う。ハイ・スクール在学中、NOCCA(ニューオーリンズ・センター・フォー・ザ・クリエイティブ・アーツ)に通い、クラシックをベティ・ブランク、ジャズをデルフィーヨ、ブランフォード、エリス・マルサリスに師事し、スライド奏法をジェームス・ブッカーから学ぶ。20歳代の若さで1920年代のハーレム・スタイルのジャズを聴かせる。’86年ニューヨークに移り、’87年6月のNYJVCジャズ・フェスティバルでデビュー。以来、ソロやシャノン・パウエル、ベン・ウルフとのトリオで活躍。’89年初来日。また映画音楽も数多く手がけ、’89年弱冠21歳で参加した映画「恋人達の予感」のサウンドトラックでは演奏だけでなくボーカルも披露して数々のスタンダードを謳いあげ、’90年のグラミー賞最優秀ジャズボーカル部門を受け、アルバムも全世界で1000万枚以上の売上げを記録した。さらに’91年に日本でCMに使用され大ヒットした「ウィー・アー・イン・ラブ」で同賞を受賞。一方、’90年映画「メンフィス・ベル」で俳優としてデビューし、「リトルマン・テイト」「めぐり逢えたら」(’93年)、「コピーキャット」(’95年)、「微笑みをもう一度」(’98年)などに出演。2006年ブランフォード・マルサリスとの共演盤「オケージョン」を発表。他のアルバムに「ヴォケイション」「20(トゥエンティ)」「ブルーライト、レッドライト」「シー」「シャンソン・デュ・ヴュー・カレ」「オー・マイ・NOLA」「スモーキー・マリー」などがあり、映画音楽に「ゴッドファーザー3」などがある。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報