ハリー・J.エメリウス(その他表記)Harry Julius Emelius

20世紀西洋人名事典 「ハリー・J.エメリウス」の解説

ハリー・J. エメリウス
Harry Julius Emelius


1903.6.22 -
英国の化学者。
元・ケンブリッジ大学無機化学教授。
ロンドン生まれ。
ロンドンの王立理工科大学で学位を取り、卒業後カールスルーエ工科大学でA.ストックに師事する。その後、プリンストン大学や王立大学で化学反応速度の研究を行い、1945年ケンブリッジ大学の無機化学教授となる。黄リンリン光の研究やハロゲンフッ化物の研究をし、無機化学に大きな影響を及ぼし、’62年デーヴィ・メダルを贈られる。著書アンダーソンと著した「無機化学の現代観」(’38年)がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android