20世紀西洋人名事典 「ハンスファイヒンガー」の解説
ハンス ファイヒンガー
Hans Vaihinger
1852 - 1933
ドイツの哲学者。
元・ハレ大学教授。
シュトラスブルク大学、ハレ大学の教授となり、知識とはそれが真である「かのようである」ことにほかならず、「われわれの世界の表象形態は仮構の巨大な織物であり、矛盾に満ちている」と唱えた。1897年に雑誌「カント研究」を創刊。主著は「かのようにの哲学」(1911年)である。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報