ハンスリヒター・ハーザー(英語表記)Hans Richter-Haaser

20世紀西洋人名事典 の解説

ハンス リヒター・ハーザー
Hans Richter-Haaser


1912.1.6 - 1980.12.13
ドイツのピアノ奏者,指揮者,作曲家。
元・デットモルト市立交響楽団常任指揮者,元・北西ドイツ音楽アカデミー学長。
ドレスデン生まれ。
ドレスデンの音楽院でハンス・シュナイダーに師事。1928年デビューし、ピアノ奏者、指揮者として活動。’45〜47年デットモルト市立交響楽団常任指揮者を経て、’46年から北西ドイツ音楽アカデミーで教鞭をとり、’55年同アカデミー学長就任。’61年以降はソリストとして世界各地に演奏旅行。華美に流れず、いかにもドイツの音楽家らしい重厚な音楽づくりに徹し、ベートーベンブラームスを得意とした。又交響曲ハ短調、弦楽合奏のための協奏曲ピアノ協奏曲など作曲も手がけた。’63年、’72年、’80年来日。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android