ハーグ宣言(読み)ハーグせんげん(その他表記)Hague Declaration

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ハーグ宣言」の意味・わかりやすい解説

ハーグ宣言
ハーグせんげん
Hague Declaration

(1) 1969年 12月にオランダハーグで開催されたヨーロッパ共同体 EC6ヵ国首脳会議において出されたヨーロッパ一体化宣言。 (2) 1989年3月オランダのハーグで開催された「地球大気に関する首脳会議」において採択された政治宣言。会議はオランダ,フランス,ノルウェーの3国の呼びかけによって 24ヵ国の首脳の参加のもとに行われ,主として気候変動 (地球温暖化) 問題に関する国際的な対応策のあり方が議論された。宣言には,気候変動問題の解決のためには世界的規模での一層効果的で新たなアプローチが必要としたうえで,(a) 国連の枠内で実効的な意思決定を行える組織的権威を確立し,科学的知見集積,基準の設定,基準遵守の監視などを行うこと,(b) 対応策の実施により開発途上国において生じるであろう特別の負担の補償のための援助メカニズムを整備することなどの原則が盛込まれている。

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