ハーマン・ヨーゼフクライン(その他表記)Hermann Joseph Klein

20世紀西洋人名事典 の解説

ハーマン・ヨーゼフ クライン
Hermann Joseph Klein


1844 - 1914
ドイツ天文学者,気象学者。
1867年雲への関心から私設観測所を創設。本屋を営んでいたが、ミュンスター大学教授エドワード・ハイスと出会い、彼の下で天文学を学び、1874年学位を取得。1879年クレーターを発見、1882年クレーター内の閃光の記録に成功する。1880年新聞社の出資で創設された気象天文観測所所長となり、後半生を月と雲の研究に費やす。1882年より雑誌シリウス」を発行し、多くの著作によって、天文、気象学の普及に貢献した一人である。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android