ハーモニウム

精選版 日本国語大辞典 「ハーモニウム」の意味・読み・例文・類語

ハーモニウム

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] harmonium ) リードオルガン属の有鍵楽器の一つ。自由簧(こう)(=した)を発音源とし、空気を吹き出させて明快な表情音色を出すのが特色
    1. [初出の実例]「独逸にて名を揚げたるハーモニウム(新楽器)の比にあらず」(出典:東京朝日新聞‐明治三七年(1904)八月六日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のハーモニウムの言及

【スティーブンズ】より

…1916年以来コネティカット州ハートフォードの保険会社の弁護士,34年からは同社副社長として実業家の道を歩みながら,生涯活発な詩作を続けた。43歳のときの処女詩集《ハーモニウム》(1923)は,独自の想像力論に裏打ちされた《日曜の朝》その他の傑作を含み,しばしば語義よりも音の響きや暗示力のために選ばれた多彩な用語を駆使して,この世の驚異に目をみはる子どもを思わせる華麗で変幻きわまりないイメージを展開する。のちにさらに思索的な傾向を強め,神なき世界の虚無と混乱に生きるうえでの想像力の役割,現実の世界にかりそめの秩序をもたらす〈虚構〉の重要性をうたった。…

※「ハーモニウム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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