コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

鍵盤楽器 けんばんがっきkeyboard instruments

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

鍵盤楽器
けんばんがっき
keyboard instruments

鍵盤をもつ楽器総称。しかしこれは慣用的な名称であって,楽器分類上からいえば,ピアノチェンバロクラビコードなどは弦鳴楽器,パイプオルガンリードオルガンアコーディオンなどは気鳴楽器,チェレスタなどは体鳴楽器,電子オルガンなどは電鳴楽器に属する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

百科事典マイペディアの解説

鍵盤楽器【けんばんがっき】

鍵(キー)を押すことによって必要な音高をとり出す楽器。発音の仕方とは無関係の分類である。ピアノが代表的であるが,古くはオルガンハープシコードクラビコードなどの総称。
→関連項目エレクトーンスピネットソナタバージナル

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典 第2版の解説

けんばんがっき【鍵盤楽器】

鍵盤を操作して演奏する楽器の総称。しかし,これは鍵盤を有するという形態および演奏法による便宜的な分類で,発音体や発音原理に基づく厳密な楽器学上の分類用語ではない。
鍵盤
 標準的な鍵盤の1オクターブは,幹音白鍵7個と派生音の黒鍵5個からなり,これら12個の鍵は左から右に半音ずつ高くなるように配列されて,鍵の配列と音高の配列が視覚的に一致しているのが特徴である。鍵盤はこのオクターブを順次重ねたものだが,全体の幅,つまり鍵の数は楽器の種類や時代によって異なる。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

大辞林 第三版の解説

けんばんがっき【鍵盤楽器】

ピアノ・オルガン・ハープシコードなど、鍵盤をもった楽器の総称。鍵楽器。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

鍵盤楽器
けんばんがっき
keyboard instrument英語
Tasteninstrumentドイツ語
instrument clavierフランス語
strumento a tastieraイタリア語

ピアノやオルガンなど、鍵盤をもつ楽器の総称。鍵によって動かされる発音機構はさまざまであるため、楽器分類上の項目としては一面的である。鍵盤楽器は、発音機構を比較的自由に設計できるため、オルガンのように規模の大きな楽器を1人で演奏することも可能になる半面、楽器に対する身体のかかわりが密になりにくいという欠点ももつ。発音が間接的であるうえに、音律や、発音から消音までの音の変化が演奏者の自由にならない楽器がほとんどである。ただしアコーディオンのように、鍵操作以外の動作に演奏が大きく左右される楽器もある。一方、音の関係が視覚的にとらえやすいため、教育や理論研究への役割が大きい。また、自由な組合せの重音、和音を鳴らせることや、類似の演奏装置の楽器(クラビコード、チェンバロなど)を演奏できることも利点になっている。[前川陽郁]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内の鍵盤楽器の言及

【楽器】より

…諸外国でも表現は一部異なるが(たとえば管楽器に相当する英語はwind instruments〈風楽器〉である),これとほぼ同様の3分法がみられる。オルガン,ピアノなど鍵盤をもった楽器を区別して鍵盤楽器と称し,全部で4種類とする場合もある(さらに電子楽器を加えることもある)。この分類法はわかりやすいので,とくにヨーロッパ,およびその影響の強い音楽文化圏において広く使われているが,それ以外の諸民族の楽器に対しても,かなりの程度まで応用することが可能である。…

※「鍵盤楽器」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

鍵盤楽器の関連キーワードユスティヌス、ア・デスポンサツィオネ・BMV:教師と生徒のためのチェンバロ/piano soloヴァーゲンザイル:チェンバロのためのディベルティメント/piano soloMIDIキーボード [MIDI keyboard]ゴットフリート ジルバマン半音 [semitone]フラット[flat]ボストン・バロックKey Boardヴァーゲンザイルオンド・マルトノハモンドオルガンブクステフーデフローベルガーオンドマルトノグラウプナーフーガの技法ムッファートベルリオーズクレメンティアルベルティ

今日のキーワード

コペルニクス的転回

カントが自己の認識論上の立場を表わすのに用いた言葉。これまで,われわれの認識は対象に依拠すると考えられていたが,カントはこの考え方を逆転させて,対象の認識はわれわれの主観の構成によって初めて可能になる...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

鍵盤楽器の関連情報