バイオセーフティーレベル

共同通信ニュース用語解説 の解説

バイオセーフティーレベル(BSL)

細菌ウイルスなど病原体の危険性に応じた実験施設の分類。扱う病原体が起こす病気の深刻さや感染の広がりやすさ、予防治療の方法があるかを考慮し、病気を起こす可能性がほぼないレベル1から、重い病気の原因となり、治療も確立していないレベル4までに分けている。取り扱う研究者らの安全を確保し、病原体が外部へ漏れるのを防ぐために実験施設が取るべき対策はレベルに応じて厳重になる。各国世界保健機関(WHO)の指針を参考に施設運営のルール整備、日本では感染症法などに基づいた規制がある。

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