バイト・アルマール(その他表記)bayt al-māl

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「バイト・アルマール」の意味・わかりやすい解説

バイト・アルマール
bayt al-māl

イスラム国家における国庫を意味するアラビア語ムハンマド時代から国庫概念の萌芽は認められたが,実際に国庫の制度ができたのは正統カリフ時代に入ってからである。主要な財源地租 (ハラージ ) および人頭税 (ジズヤ ) 。財政組織化に伴って国庫庁が設置され,アッバース朝時代には租税庁を通じて徴収された税金処理にあたった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

目次 飼養文化  北アメリカ  北方ユーラシア偶蹄目シカ科の哺乳類。北アメリカでは野生種はカリブーcaribouと呼ばれる。角が雄だけでなく雌にもふつうある。体長130~220cm,尾長7~20cm,...

トナカイの用語解説を読む