バイト・アルマール(その他表記)bayt al-māl

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「バイト・アルマール」の意味・わかりやすい解説

バイト・アルマール
bayt al-māl

イスラム国家における国庫を意味するアラビア語。ムハンマドの時代から国庫概念の萌芽は認められたが,実際に国庫の制度ができたのは正統カリフ時代に入ってからである。主要な財源は地租 (ハラージ ) および人頭税 (ジズヤ ) 。財政の組織化に伴って国庫庁が設置され,アッバース朝時代には租税庁を通じて徴収された税金の処理にあたった。

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