デジタル大辞泉 「バイメタル温度計」の意味・読み・例文・類語 バイメタル‐おんどけい〔‐ヲンドケイ〕【バイメタル温度計】 ⇒金属温度計 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
改訂新版 世界大百科事典 「バイメタル温度計」の意味・わかりやすい解説 バイメタル温度計 (バイメタルおんどけい)bimetallic thermometer バイメタルを用いた温度計。バイメタルの湾曲の程度は温度で変わるから,一端を固定したバイメタルの他端の変位で温度を表示させることができる。簡便でじょうぶな温度計として広く用いられ,また温度の制御にも利用され,-50~+500℃の範囲で用いられる。執筆者:高田 誠二 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「バイメタル温度計」の意味・わかりやすい解説 バイメタル温度計バイメタルおんどけいbimetal thermometer バイメタルが熱せられたとき,膨張係数の小さい金属の側へ湾曲する性質を利用した温度計。使用するバイメタルは,黄銅とアンバー (ニッケル 36%のニッケル鋼) の組合せが多く,普通,温度計の目盛り範囲は-20~150℃以内であるが,高温用のものもある。板状バイメタルの一端を固定し,他端の動きをてこで拡大して記録させる気象用自記温度計や,保護管に渦巻形,弦巻形のバイメタルを収めた工業用温度計などがある。また,家庭用電気器具などで自動温度調節に用いられている。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by