バコビア(その他表記)Bacovia, George

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「バコビア」の意味・わかりやすい解説

バコビア
Bacovia, George

[生]1881.9.17. バカウ
[没]1957.5.22. ブカレスト
ルーマニアの詩人。本名 George Vasiliu。象徴派の影響を受け,のちに独自の詩的世界を創造した。生涯貧窮に苦しめられ,第2次世界大戦後に真価が認められた。おもな詩集は,『鉛』 Plumb (1916) ,『黄色い火花』 Scîntei galbene (26) ,『君たちとともに』 Cu voi (30) ,『ブルジョアの節まわし』 Stanţe burgheze (46) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android