20世紀西洋人名事典 「バスターキートン」の解説
バスター キートン
Buster Keaton
1895.10.4 - 1966.2.1
米国の喜劇俳優。
カンザス州生まれ。
本名Joseph Francis Keaton。
笑わぬ喜劇王として知られ、3歳でボートビル芸人の両親とともに舞台に立つ。1917年映画界入り、ロスコー・アーバックルの相棒として「デブ君の女装」などに出演。’20年ジョセフ・スケンクの下で自分のプロダクションを設立、自作自演の作品を作り始める。「恋愛三代記」(’23年)などの’20年代がキートンの黄金時代で、チャップリン、ロイドと並ぶ三大喜劇王であった。トーキー以後は振るわず、チャプリンの「ライムライト」などにわずかに出演している。三度の結婚歴があり、没後、世界的に再評価された。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報