ばったばった(読み)バッタバッタ

デジタル大辞泉 「ばったばった」の意味・読み・例文・類語

ばった‐ばった

[副]続けざまに倒れるさま。「敵をばったばったとなぎ倒す」
[類語]ばたばた将棋倒し

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精選版 日本国語大辞典 「ばったばった」の意味・読み・例文・類語

ばった‐ばった

  1. 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある )
  2. 続けざまに倒すさま、または、倒れるさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「敬二の父は師に群がる刺客を父自身ばったばったと片端から斬り倒す夢を見た」(出典:黒い眼と茶色の目(1914)〈徳富蘆花〉一)
  3. 戸などを音をたてて次から次へと閉めるさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「家々みせの戸ばったばった」(出典:洒落本・大通秘密論(1778)京町の騒)
  4. 足音をたてて歩くさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「はうばいの娼妓(おいらん)達が客を送り出してバッタバッタバッタ足並てうれんで廊下を通りながら」(出典西洋道中膝栗毛(1870‐76)〈仮名垣魯文〉九)

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