バハーアッディーン(その他表記)Bahā' al-Dīn

改訂新版 世界大百科事典 「バハーアッディーン」の意味・わかりやすい解説

バハー・アッディーン
Bahā' al-Dīn
生没年:1145-1234

アイユーブ朝伝記作者。モースルで生まれアレッポで没す。モースルにいたが,後にサラーフ・アッディーンに仕え,軍のカーディーとして彼が没すまで行動を共にする。その後はアレッポでその息子に仕えた。その主著《サラーフ・アッディーン》はサラーフ・アッディーンの伝記として,またその時代の歴史史料として最も重要なものである。

 とくに後半生を扱った部分は,著者自身が行動を共にした時期であり貴重な情報にあふれている。
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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 湯川

367日誕生日大事典 「バハーアッディーン」の解説

バハー・アッディーン

生年月日:1145年3月6日
アラブ系の歴史家
1234年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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