バフルーシン(その他表記)Bakhrushin, Sergei Vladimirovich

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「バフルーシン」の意味・わかりやすい解説

バフルーシン
Bakhrushin, Sergei Vladimirovich

[生]1882.10.8. モスクワ
[没]1950.3.8. モスクワ
ソ連歴史家モスクワ大学を卒業し,1909年同大学講師となり,死ぬまで同大学教授の地位にあった。シベリア史の研究は有名。ほかに 16~17世紀のロシア経済史,内政史でも業績を残した。 42年スターリン賞受賞。主著『16~17世紀シベリア植民史概説』 Ocherki po istorii kolonizatsii Sibiri v XVI i XVII vv (1927) 。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「バフルーシン」の意味・わかりやすい解説

バフルーシン
ばふるーしん
Сергей Владимирович Бахрушин/Sergey Vladimirovich Bahrushin
(1882―1950)

ソ連の歴史家。1939年よりソ連科学アカデミー通信会員、モスクワ大学教授。クリュチェフスキー弟子。『16~17世紀のシベリア植民史概説』(1927)のほか、サハヤクート)、コミ、ウズベク民族史などシベリア史に関する多く著作、また16~17世紀のロシア史についての研究がある。『著作集』全4巻(1952~59)がある。

[木村英亮]

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