バルツェル(英語表記)Barzel, Rainer

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「バルツェル」の意味・わかりやすい解説

バルツェル
Barzel, Rainer

[生]1924.6.20. ブラウンスベルク
[没]2006.8.26. ミュンヘン
ドイツの政治家。第2次世界大戦中はドイツ空軍に勤務。戦後ケルン大学で法律学を学び,卒業後再建されたカトリック中央党 (のちキリスト教民主同盟合流) の支持者として政治活動に入り,冷戦が活発化すると反共団体「自由救済連盟」の設立に参加。 1955年ノルトラインウェストファーレン州政府参事官,キリスト教民主同盟の有力メンバーとなった。 57年連邦議会議員,63年連邦議会のキリスト教民主同盟=キリスト教社会同盟の院内総務。 K.キージンガー内閣では議員グループを巧みに操作,同首相を助けた。 71年 10月~73年6月キリスト教民主同盟党首。 77年連邦議会経済問題委員会議長。 83年連邦議会議長に就任するが政治献金疑惑で 84年辞任。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「バルツェル」の解説

バルツェル Baltzer, Franz

1857-1927 ドイツの鉄道技術者。
1857年5月29日生まれ。明治31年(1898)日本政府にまねかれ,逓信省鉄道局の工務顧問となる。新橋-永楽町(現東京駅)の高架線建設に従事従来の英米式の鉄道をドイツ式にかえた。36年帰国。1927年9月13日死去。70歳。ギーセン出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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