モンテローザ

デジタル大辞泉 「モンテローザ」の意味・読み・例文・類語

モンテ‐ローザ(Monte Rosa)

イタリアスイス国境にあるワリスアルプスの高峰群。最高峰はデュフール峰の4634メートル。スイスの最高峰で、ヨーロッパモンブランに次ぐ。名称は、氷の山の意から。主な登山拠点はツェルマット

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精選版 日本国語大辞典 「モンテローザ」の意味・読み・例文・類語

モンテローザ

  1. ( Monte Rosa ) スイス・イタリア国境にあるペニンアルプス中心をなす山群。最高峰はデュフール峰(四六三四メートル)。ゴルナー氷河など大氷河が発達している。一八五五年スマイスが初登頂。フランス語名モンローズ。

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百科事典マイペディア 「モンテローザ」の意味・わかりやすい解説

モンテ・ローザ[山]【モンテローザ】

イタリア語で〈バラの山〉の意。夕日で赤く染まるためこの名がついた。イタリアとスイスの国境にあり,ペニン・アルプス主峰。山頂部は10峰に分かれ最高はデュフール峰で標高4634m。北西面にゴルナー氷河がある。登山基地はツェルマットで,ゴルナーグラート山(3136m)まで登山鉄道がある。1855年スミス兄弟が初登頂。
→関連項目スイス

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「モンテローザ」の意味・わかりやすい解説

モンテローザ
Monte Rosa

スイス南部バレー州と,イタリア北西部バレダオスタ州,ピエモンテ州との境にあるアルプペニンの山塊。雪におおわれた 10の山峰から成り,最高峰は,モンブランに次いでアルプス第2位のデュフールシュピッツェで標高 4634m。 1820年,ツームシュタインシュピッツェの初登頂以来,残りの峰も次々に征服され,最高峰は 55年にイギリス登山隊によって征服された。山名ローザはばら色というイタリア語の元来の意味ではなく,アオスタ地方で氷河を意味する Roesaから転じたもの。氷河はスイス側に多く,ツェルマット付近まで伸びている。ツェルマットから山腹のゴルナーグラート (3131m) まで登山電車が通じ,マッターホルンなどの展望がよい。

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日本の企業がわかる事典2014-2015 「モンテローザ」の解説

モンテローザ

正式社名「株式会社モンテローザ」。英文社名「MONTEROZA, INC.」。小売業。昭和50年(1975)創業。同58年(1983)設立本社は東京都武蔵野市中町。外食チェーン。総店舗数1000超の居酒屋の最大手。「白木屋」「魚民」「笑笑」などの直営店を全国展開。

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