ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「シェール」の意味・わかりやすい解説
シェール
Scheel, Otto
[没]1954.11.13. キール
ドイツのプロテスタント神学者。キール大学講師 (1900) ,テュービンゲン (06) ,キール大学歴史学教授 (24) 。ルター研究者として著名。主著"Martin Luther" (I.15,II.17) 。ほかに"Die Anschauung Augustins von Christi Person und Werk" (01) ,"Die Kirche im Urchristentum" (12) ,"Dokumente zu Luthers Entwicklung" (29) ,"Evangelium,Kirche und Volk bei Luther" (34) などがある。
シェール
Scheer, Reinhard
[没]1928.11.26. マルクトレットウィッツ
ドイツの軍人,提督。シェアーとも表記される。第1次世界大戦中ユトラント沖の海戦 (1916.5.31.~6.1.) でドイツ遠洋艦隊を指揮してイギリス艦隊と戦った。 1918年8月軍令部長となり,終戦とともに退役。潜水艦戦略の提唱者としても著名。
シェール
Scheel, Walter
西ドイツの政治家。第2次世界大戦中はドイツ空軍のパイロット。戦後実業界から政界に入り,1953年自由民主党員として連邦議会議員となり,61~66年経済協力相,68年党大会で E.メンデに代って自由民主党の党首となった。 69年社会民主党との連立内閣で副首相兼外相。 74年7月第4代西ドイツ大統領に選出された。 79年に辞任,政界を引退。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報