バン・カオ遺跡(読み)バン・カオいせき(その他表記)Ban Kao

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「バン・カオ遺跡」の意味・わかりやすい解説

バン・カオ遺跡
バン・カオいせき
Ban Kao

タイガーンチャナブリー県のクウェーノイ川(クワイ川東岸にある先史時代遺跡。1961~62年にタイ=デンマーク隊が調査。調査はルウI,ルウII,バンの 3地点で行なわれたが,主となったのはバン地点で,新石器時代後期~鉄器時代の墓が多数見出された。新石器は 2期に分けられているが,葬制は 3期とも変化なく仰臥伸展葬(→伸展葬)で台付き壺,三足器,高坏などの縄蓆文土器のほか,新石器では磨製方角石斧(→方角石斧磨製石器),鉄器時代では鉄斧副葬している。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む