パクス鉱(読み)パクスこう

最新 地学事典 「パクス鉱」の解説

パクスこう
パクス鉱

paxite

化学組成CuAs2の鉱物。単斜晶系,空間群P21/c, 格子定数a0.5839nm, b0.5111, c0.8084, β99.7°, 単位格子中10分子含む。新鮮なときは鋼灰色,さびて黒化する。金属光沢,微粒。劈開1方向,硬度3.5~4,比重5.4(測定値),5.97(計算値)。反射光で自然砒よりやや暗く,やや灰色がかった白色,反射異方性強く,集片双晶を示す。輝石片麻岩・雲母片岩中の方解石脈から,ノバク石・砒銅鉱などの銅・砒素鉱物や,自然砒・自然銀・砒鉄鉱・紅砒ニッケル鉱・輝銅鉱・斑銅鉱・黄銅鉱・セレン水銀鉱・閃ウラン鉱・赤鉄鉱・蛍石などとともに産出。ラテン語のpax(平和)から命名。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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