パリティ・グリッド方式(読み)パリティ・グリッドほうしき(その他表記)method of parity grid

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「パリティ・グリッド方式」の意味・わかりやすい解説

パリティ・グリッド方式
パリティ・グリッドほうしき
method of parity grid

ヨーロッパ通貨制度為替相場を維持するための方法の一つで,1972年から実施されている。これは,2国間の通貨の変動幅が 2.25%を超えた場合は,両国中央銀行介入義務を負うという方式である。この方式には,(1) 経済力の強い国の通貨に他国通貨が追随せざるをえなくなる,(2) 下限の通貨国は通貨切り上げのためドルを売ることになる,(3) 実力以上の為替レートになるため国際収支悪化を招くおそれがある,などの欠点がある。このためヨーロッパ通貨制度では ECU (ヨーロッパ通貨単位) を基準とする方式が併用されることになったが,これも本質的には同じ欠点を持っている。

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