パリ万国産業博覧会

山川 日本史小辞典 改訂新版 「パリ万国産業博覧会」の解説

パリ万国産業博覧会
パリばんこくさんぎょうはくらんかい

1867年に開催されたパリでの2度目の万国博覧会ナポレオン3世のもとで,51年および62年のロンドン万博をしのぐ規模で行われ,入場者数680万人。日本人が主体的に参加した最初の万博で,幕府佐賀藩鹿児島藩出品したほか,江戸商人清水卯三郎が茶屋を設けて好評を博した。主会場は同心円状の配置で,同心円状に歩けば分野別に,放射状に歩けば国別に出品がみられ,日本の第2回内国勧業博覧会はこの形式を模倣した。

出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む