パルフェン(その他表記)Palfyn, Jean

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「パルフェン」の意味・わかりやすい解説

パルフェン
Palfyn, Jean

[生]1650.11.28. 西フランドル,クルトレー
[没]1730.4.21. ヘント
ベルギーの解剖学者,外科医理髪外科医の子で,ヘントの外科学校に学び,のちにパリ移住。 1708年,母校で外科および解剖学の講師となる。幅の広い,2本の鋼鉄製のさじに木の柄をつけ,布で結び合せて両手で用いる分娩鉗子を発明した。著書『パルヘイン解剖図譜』 Heelkonstige Ontleeding van's Menschen Lichaamは 18世紀に日本に輸入され,利用された。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む