日本大百科全書(ニッポニカ) 「パンダイ島」の意味・わかりやすい解説 パンダイ島ぱんだいとうPulau Pandai インドネシア中部、小スンダ列島東部のアロル諸島にある島。別称パンタルPantar島。面積730平方キロメートル。山がちな地形をなし、南東部に標高1365メートルのデラク火山がそびえる。海岸線は複雑で、東岸はパンタル海峡、西岸はアロル海峡に面する。島一周の道路が開設されており、カヤン、カビル、ラトゥナなどの集落が西岸に立地している。住民はアンボン・チモール系種族で農耕と漁業に従事しているが、開発は遅れている。[上野福男] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例