パーソナルチェック(読み)ぱーそなるちぇっく(その他表記)personal check

関連語 個人当座預金

日本大百科全書(ニッポニカ) 「パーソナルチェック」の意味・わかりやすい解説

パーソナル・チェック
ぱーそなるちぇっく
personal check

個人小切手のこと。消費者としての個人が金融機関と当座勘定取引契約を結んで、日常の消費生活の支払手段として使用するもの。商取引用の一般小切手と法的、実務的に異ならないが、次の2点に特徴がある。(1)一般小切手振り出しは署名捺印(なついん)によるのが普通だが、パーソナルチェックでは印章を用いず、署名のみによる。(2)本人ほか配偶者代理人として届け出、共用することができる。

[井上 裕]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のパーソナルチェックの言及

【当座預金】より

…これには手数と費用がかかり,かつつねに相当の支払準備を要して資金運用が制約されるため,当座預金は通常無利子である。当座預金は信用経済の発展につれて必要度を増す預金であり,今日ではパーソナル・チェック(個人小切手)と呼ばれる個人家計向けの当座勘定もある。【小林 元】。…

※「パーソナルチェック」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む