普及版 字通 「ヒ・ヘイ・いぶくろ」の読み・字形・画数・意味
14画
(異体字)
8画
[字訓] いぶくろ
[説文解字]
[字形] 形声
声符は(ひ)。〔説文〕四下に「牛の百なり」とあって、牛の胃袋とし、また「一に曰く、鳥の(ひし)は鳥の胃なり」(段注本)とし、一体としてを録する。また字は脾に作る。〔爾雅、釈詁〕に「は厚なり」とあり、〔詩、小雅、采〕「祿之れを(あつ)うす」の句がある。
[訓義]
1. いぶくろ、牛のいぶくろ、鳥獣のいぶくろ。
2. あつい、あつくする、十分にする。
3. 字はまた脾に作る。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 ワタ・トリノワタ・アツシ・ワキ/臍 ホゾ・ヘソ 〔立〕 ヘソ・ホフ(ゾ) 〔字鏡集〕 トリノキモ
[熟語]
▶・▶・臍▶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報