ヒョク

普及版 字通 「ヒョク」の読み・字形・画数・意味


12画

[字音] ヒョク

[説文解字]

[字形] 会意
二百に従う。〔説文〕四上に「二百なり。讀みて(ひよく)の(ごと)くす」(段注本)とあり、二百をいう。卜文では白の上に二横線を施して二百とする。を字として用いた例はなく、(せき)・(きよく)などの字形にその形を含むが、それは文身の文様で、婦人乳房の周辺に加えたものである。陸心源は宋本二百種を蔵してその書庫を「宋楼」と称したが、その蔵書はすべて今、静嘉堂文庫に蔵する。

[訓義]
1. 二百。

[部首]
〔説文〕に一字を属し、〔玉〕も同じ。なお血部にあるもこの形に従う。は辛(はり)(聿(いつ)の形)で形の文身を加え、その痛をいう。はおそらく絵身(かいしん)。爽と同じく朱で婦人に加えるもので、美盛の意がある。


翼】ひよく

助ける。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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