百科事典マイペディア 「ヒロポン中毒」の意味・わかりやすい解説 ヒロポン中毒【ヒロポンちゅうどく】 ヒロポンの乱用による中毒。連用によって習慣性に陥ると不眠,興奮,幻覚,妄想(もうそう),不整脈などを呈する。治療は即時禁断。禁断症状は軽い。第2次大戦中の日本では,ヒロポンが作業能力向上のため軍隊や工場で半強制的に使用され,戦後に青少年の間で流行して重大な社会問題となり,覚醒(かくせい)剤取締法を生んだ。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報 Sponserd by