20世紀西洋人名事典 「ビャムビーンリンチン」の解説
ビャムビーン リンチン
Byambyn Rinchin
1905 -
モンゴルの作家,言語学者。
7歳で難解な蒙古文字を会得し、9歳でロシア語を解し、18歳の頃から文筆に親しむ。6年の年月を費やし、19世紀末から20世紀初めのモンゴル地域における様々な問題を描いた「曙光」4巻(1951〜55年)で作家としての名を不朽のものとし、社会主義リアリズム文学の一傑作となる。現代モンゴルの長老作家として、モンゴル言語学界の重鎮として有名である。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報