デジタル大辞泉
「曙光」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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しょ‐こう‥クヮウ【曙光】
- 〘 名詞 〙
- ① 夜明けの光。夜明けにさしてくる太陽の光。暁光。
- [初出の実例]「漸く天明ならんとするとき、曙光うつりて、梅月が見へたるぞ」(出典:中華若木詩抄(1520頃)下)
- 「それは光というより、光の予感のようなもの、夜明け前の曙光(ショコウ)の先ぶれのようなもの、と言ったほうが」(出典:北の岬(1966)〈辻邦生〉)
- [その他の文献]〔唐太宗‐除夜詩〕
- ② ( 比喩的に ) 前途に見えはじめたかすかな希望。明るいきざし。
- [初出の実例]「千七百年代の和文は真に我が日本人心の曙光にして、恰も朦昧の雲霧を闢き晴明の影を現すが如し」(出典:日本開化小史(1877‐82)〈田口卯吉〉四)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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普及版 字通
「曙光」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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出典 講談社[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクションについて 情報
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世界大百科事典(旧版)内の曙光の言及
【ニーチェ】より
… だがワーグナーとの決裂の痛手もあって,年来の偏頭痛その他の病気はしだいに悪化し,79年には大学の職を辞し,その後の10年間は夏は主としてアルプスのエンガディーン地方,冬は地中海のほとりの保養地というように一所不住の漂泊の哲学者の生活を送りながら,哲学的散文を書き続ける。81年には《曙光》,82年には《華やぐ知慧》が次々と出る。いずれもアフォリズム集である。…
※「曙光」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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