20世紀西洋人名事典 「ビリーホリデー」の解説
ビリー ホリデー
Billie Holiday
1925.4.7 - 1959.7.17
米国のジャズ歌手。
メリーランド州ボルティモア生まれ。
娼婦、クラブ歌手を経て、1933年ベニー・グッドマンのレコーディングに参加。その後、テディ・ウィルソン、カウント・ベイシー楽団などの専属歌手を経て、独立。スター歌手として活躍するが、人種差別の迫害を受け傷つく。少女時代から麻薬の常習者で、この間逮捕投獄を繰り返す。’56年に出版された自伝「Lady Sings the Blues」は、’72年にダイアナ・ロス主演で「ビリー・ホリディ物語」として映画化される。代表作に「奇妙な果実」(コモドア)、愛称をタイトルにした「Lady Day」(CBS)等。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報