デジタル大辞泉 「ピラトゥス山」の意味・読み・例文・類語 ピラトゥス‐さん【ピラトゥス山】 《Pilatus》スイス中部、ルツェルン州とウンターワルデン州にまたがる山。標高2132メートル。フィアワルトシュテッター湖やベルナーオーバーラントを望む展望地がある。世界で最も急勾配の登山鉄道、ピラトゥス鉄道が山麓のアルプナハシュタットと展望地を結ぶ。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
世界の観光地名がわかる事典 「ピラトゥス山」の解説 ピラトゥスさん【ピラトゥス山】 スイス中央部、中世の面影を残す町ルツェルン(Luzern)の南西方向に位置する標高2070mの山。古くからのドラゴン伝説でも知られる山で、山頂までは、フィアヴァルトシュテッテ湖畔のアルプナハシュタット(Alpnachstad)からラック式の登山鉄道(ピラトゥス鉄道、ただし冬季は運休となる)で行くことができる。ルツェルンからアルプナハシュタットまでは鉄道、または湖船が利用できる。山頂には1890年に建設されたホテルピラトゥスクルムと新しく建てられたホテルベルビューがあり、この2つのホテルのレストランのテラス席で雄大な景色を眺めながら食事ができる。 出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報
日本大百科全書(ニッポニカ) 「ピラトゥス山」の意味・わかりやすい解説 ピラトゥス山ぴらとぅすさんPilatus スイス中央部、ルツェルン州とウンターワルデン州にまたがるアルプス周縁部の山。最高点は標高2129メートルであるが、観光客の訪れる展望台は2120メートルである。険しい石灰岩からなる山頂へは、世界最大の傾斜(480‰)をもつ登山電車が標高435メートルのアルプナハシュタートから通じている。[前島郁雄] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例