現代外国人名録2016 の解説
フアン・セバスチャン ベロン
Juan Sebastián Verón
- 職業・肩書
- 元サッカー選手 エストゥディアンテス会長
- 国籍
- アルゼンチン, イタリア
- 生年月日
- 1975年3月9日
- 出生地
- アルゼンチン・ブエノスアイレス
- 経歴
- 父は“悪魔のベロン”と呼ばれ、アルゼンチンのエストゥディアンテスで活躍したラモン・ベロン。1993年父と同じエストゥディアンテスでプロサッカー選手としてのキャリアをスタートさせる。’96年ボカ・ジュニアーズに移籍。ここでの活躍が認められ、同年夏にイタリア・サンプドリアへの移籍を果たす。’98年パルマを経て、’99年ラツィオに移り、’99年〜2000年シーズン、チームのリーグ優勝に貢献。2001年イングランドのマンチェスター・ユナイテッドを経て、2003年当時移籍金約30億円でチェルシーに移籍したが、プレミアリーグでは力を発揮できなかった。2004年イタリアに戻り、インテルに所属。2006年シーズンから古巣エストゥディアンテスでプレー。この間、1996年6月アルゼンチン代表となり、’98年W杯フランス大会、2002年W杯日韓共催大会、2010年W杯南アフリカ大会に出場。2012年4月引退し、エストゥディアンテスの幹部を務めていたが、2013年7月チームの不振を見かね、1年契約で現役復帰した。2014年5月2度目の引退を表明。引退後、エストゥディアンテスの会長に就任。強烈なパワーと正確なコントロールを兼ね備えた右足を武器に、欧州のクラブで長く活躍した。現役時代は186センチ、79キロ。1999年9月アルゼンチン国籍に加え、イタリア国籍も取得した。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報