現代外国人名録2016 「フィリップグランジャン」の解説 フィリップ グランジャンPhilippe Grandjean 職業・肩書南デンマーク大学教授国籍デンマーク生年月日1950年専門環境医学学歴コペンハーゲン大学医学部経歴1972年医学生だった頃、ストックホルムで開かれた国連人間環境会議で胎児性水俣病患者が水俣病を訴える姿に強い衝撃を受け予防医学の研究を志した。’82年オデンス大学教授に就任。’85年から北大西洋のフェロー諸島で日常食のクジラや魚に蓄積した有機水銀が住民に与えた影響を調べ、臍帯血や妊婦の毛髪の水銀値と、子供の運動機能や言葉、記憶力などの検査から、微量の水銀が胎児らに与える影響を証明した。のち南デンマーク大学教授。水銀による健康被害研究の第一人者。’91年水俣市での水俣環境国際会議に出席。 出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報 Sponserd by