フィン=ソ友好条約(読み)フィン=ソゆうこうじょうやく(その他表記)Finnish-Soviet Treaty of Friendship, Cooperation and Mutual Assistance

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「フィン=ソ友好条約」の意味・わかりやすい解説

フィン=ソ友好条約
フィン=ソゆうこうじょうやく
Finnish-Soviet Treaty of Friendship, Cooperation and Mutual Assistance

フィンランドソ連間に 1948年4月6日に結ばれた条約で,正式には,友好・協力・相互援助条約ともいう。条約前文で,フィンランドの中立に対する願望を確認し,第1条ではフィンランドもしくはフィンランド経由でソ連が侵略を受けた場合,フィンランドは,必要ならばソ連の援助を受けて軍事的に抵抗する義務を負うとされていた。第2条ではそうした軍事侵略の脅威が生じた場合の両国間の協議を規定し,その他の条項で経済的・文化的協力などをうたった。この条約を提起したソ連側は,初めはソ連と東欧諸国間の相互援助条約並みの形式を要望したが,交渉の過程でフィンランド側の要求をほぼ認め,限定的な性格の条約となった。この条約は,1947年の対フィンランド講和条約とともに第2次世界大戦後のフィンランドの対ソ関係を規定したが,92年1月 20日,フィンランド政府と解体したソ連を継承したロシア政府との合意に基づいて破棄され,代ってフィン=ロ友好条約が締結された。

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