フィン

デジタル大辞泉 「フィン」の意味・読み・例文・類語

フィン(fin)

魚のひれ。
潜水用の足ひれ。
飛行船・サーフボードなどの垂直安定板

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精選版 日本国語大辞典 「フィン」の意味・読み・例文・類語

フィン

  1. 〘 名詞 〙 ( [フランス語] vin fin の略から ) 純良ブドウ酒
    1. [初出の実例]「カフエで音楽をききながら待った。ドミを一杯、フィンを一杯」(出典:『 Cocu 』のなげき(1925)〈武林無想庵〉オルネエ・レエ・オー・ルー)

フィン

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] fin ひれの意 )
  2. サーフボードに付いている垂直安定板。
  3. 潜水用の足ひれ。
    1. [初出の実例]「フィンをつけた足で思いきり水を蹴って岬を離れていく」(出典:諜報局破壊班員(1965)〈大藪春彦〉水中戦)

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普及版 字通 「フィン」の読み・字形・画数・意味

【父】ふいん

父の功績により官を受ける。恩。〔隋書、柳述伝〕性、幹略り。頗(すこ)ぶる芸に(わた)る。少(わか)くしを以て太子親衞と爲る。

字通「父」の項目を見る


【誣】ふいん

でたらめ。

字通「誣」の項目を見る


【浮】ふいん

玉の色。

字通「浮」の項目を見る

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百科事典マイペディア 「フィン」の意味・わかりやすい解説

フィン

フィンランドの基幹住民でスオマライネンsuomalainenと自称する。言語はフィンランド語。1世紀ごろボルガ川中流部から移住しながら,農耕技術や社会制度を摂取し,先住のサーミを追って現在地に定住。民族叙事詩〈カレワラ〉をもつ。
→関連項目ノルウェーフィンランド

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「フィン」の意味・わかりやすい解説

フィン
Finn

フェニアン圏と呼ばれるアイルランドの英雄伝説群のなかで,勇猛な野性的戦士集団フィアナの統領として大活躍する英雄。有名な英雄オイシン (オシアン) は,彼の息子である。武勇にすぐれていただけでなく,詩と音楽名手でもあり,親指を口に入れればあらゆることがわかり,魔法の頭巾を回転させることにより,犬,しか,その他あらゆる動物に自在に変身できた。レインスターとマンスターが主たる活躍の舞台で,多くの超人的武勲をあげ,3世紀の後半に 230歳で死んだとされる。

フィン
fin

熱交換器放熱器などを構成する平板やパイプなどにつける「ひれ」のことで,これにより伝熱面積を広くし,伝達熱量を増加させる。直線フィン,環状フィン,突起フィン,螺旋状フィンなどの種類がある。また,鋳物をつくる際,鋳型の合せ目や中子のはばきの部分に溶湯が浸透してできた鋳ばりのことをフィンという。

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デジタル大辞泉プラス 「フィン」の解説

フィン

《Finn》アメリカSF映画スター・ウォーズ」シリーズの登場人物。初登場作品は『エピソード7/フォースの覚醒』。ファースト・オーダーの戦闘員だったが脱走、惑星ジャクーでレイと出会い、行動を共にする。

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サーフィン用語集 「フィン」の解説

ふぃん 【フィン Fin -->> スケッグ】

サーフボードのボトム側に付いている、方向を変えるための突起物。魚のひれのような形をしている。大きさや形によって特性が変わってくるので、シェーパーはとてもこのスケッグの形状を重要視する。

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世界大百科事典(旧版)内のフィンの言及

【ヒツジ(羊)】より

…代表的な品種にブラックフェイス種Blackface(黒面で小型,寒さに強く肉質がよい),ロンク種Lonk(らせん形の角),チェビオット種Cheviot(白色で優美な体型)など。(5)ヨーロッパ大陸系肉用種 オランダ原産のテキセル種Texel,フィンランド原産のフィン種Finnishなどがあり,後者は多産で有名。(6)クロスブレッド系種 メリノー系の毛用種とイギリス産の肉用種(おもに低地系の長毛種)を交雑したものを基礎群として作出された毛肉兼用の品種。…

【ケルト人】より

…またこのダーナ巨人神族(女神ダヌーの種族の別名)は,マイリージア族に敗れると,海のかなたに逃れて〈常若の国〉をつくって住み,また土塚や円形土砦の遺跡,あるいは石壕や墳丘に隠れ,地下に楽園をもつ妖精シーsidhとなり,目に見えない種族としていまも存在すると信じられている。またダーナ巨人神族は人間と交渉をもって英雄を生み,例えば太陽神ルーは蠅に変身して女王の盃に入り,飲まれて子宮に落ちてクホリン(クフーリン)Cuchulinnとなり,一方,戦いの神ヌアザの末裔に,フィンFionやその息子オシーンOisin,孫オスカーOscarらの英雄たちが現れている。それらの英雄神話は,二つの系列に分けられる。…

※「フィン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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