フィーリョアドニアス(その他表記)Aguiar Filho Adonias

20世紀西洋人名事典 「フィーリョアドニアス」の解説

フィーリョ アドニアス
Aguiar Filho Adonias


1915 -
ブラジル作家
バイーア生まれ。
第二次世界大戦後のブラジル文学を代表する。省略の多い、詩的な強さを備えた文体と、悪夢のような血なまぐさい暴力的な雰囲気はしばしばドストエフスキーフォークナーと比較される。国立図書館長、国立出版研究所長を歴任代表作小説「死の従僕」(1946年)、「四人の老婆」(’75年)、評論「三十年代のブラジルの小説」(’69年)など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android