フェルナンドウィダール(その他表記)Georges Fernand Isidor Widal

20世紀西洋人名事典 「フェルナンドウィダール」の解説

フェルナンド ウィダール
Georges Fernand Isidor Widal


1862.3.9 - 1929.1.14
フランスの臨床医,細菌学者。
アルジェリアデリス生まれ。
パリに出て、医学をルーおよびメチニコフに師事する。1895年パリ大学病理学内科学教授。腎病理学のパイオニアとして知られる。翌年、チフス患者の多くは発病後2週以後その血清中に凝集素が現れることを知り、腸チフスパラチフスの血清診断(ヴィダル反応)を考案した。また、腎臓の病理学、浮腫、過敏症などの研究をした。フランス科学アカデミー、フランス医学アカデミーの会員。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android